仕事内容を教えてください。

キッチンと家庭用品のプライベートブランド(PB)の商品開発を、企画から発注、店舗での陳列まで担当しています。バイヤーと一緒に商品の市場調査をして、仕様や数量、売価を決めてから、現地の生産工場の調査をして商品を製造します。

開発期間は企画に約3カ月、その後の工程に半年くらい。工場は主に中国ですが、他にも韓国やベトナム、タイなどで生産することもあります。今はだいたい1カ月のうち半分は海外の工場で商談や調整をしています。

仕事のやりがい、今まで苦労したことはありますか?

初めてのころバイヤーと工場をつなぐやりとりで、バイヤーの意図をくみ取ることができず、自分なりの解釈で伝えたら全く違っていたことがありました。

その時に、自分からこまめにコミュニケーションを取りながら確認をしていく大切さを学びました。
そうやってバイヤーと現地の生産工場と連携を重ね、できあがった商品が陳列された時は何とも言えない喜びがありました。

ミスターマックス・ホールディングスを選んだ理由は?

中国出身の私が学生時代小売のアルバイトで商品を陳列していると、中国産の物を見かけました。その時ものづくりや産地に興味が湧きました。

その後、日本での就職活動でミスターマックスのホームページを見て、商品開発という職種があることを知りました。自分の武器である日本語と中国語が使える仕事で、ものづくりにも関われると思ったんです。

ミスターマックスは日本に来た時からよく利用していて、親近感もあったので応募を決めました。留学した時からの、日本と中国をつなぐ仕事をしたいという思いが叶いとても充実しています。

これから挑戦したいこと、今後の目標はありますか?

当社では「ベストPB・オブ・ザ・イヤー」という賞が毎年発表されます。

まだ受賞したことがないのでそれを狙っています。使いやすく、品質・機能に合った価格で、また使いたくなるような商品を作りたいです。もっと自分が使ってみていいなと思う物、便利な物を開発していきたいです。

休日は何をして過ごしていますか?

休日はまず家のことをしてから、ためているテレビ録画のドラマや経済番組を見ます。

買物に行ったときはつい他社のPB商品や、流行・話題の物を見ちゃいますね。

実は普段の自分の生活そのものが、次の仕事のアイディアに繋がったりすることも多く、これが小売業で働く面白さになっているとも感じています。

一日の流れ

  1. 9:00
    出勤
    メールチェックと返事。今日の仕事に優先順位を付けて段取りする。
  2. 9:30
    中国の取引先からの納期などに関する問い合わせメールへの返信。
    合間に社内での打ち合わせや日本の取引先との商談が入る。
  3. 12:00
    休憩
  4. 13:00
    午前に引き続き、取引先からの問い合わせメールへの返信。
    試作品ができたら、バイヤーや上司と一緒に社内で確認や検討。
    曜日によっては店舗に出かけて売り場の確認や外出先での商談。
  5. 18:00
    退勤
  6. 海外出張時は期間中に現地生産工場で見学や商談をする。